【越境EC】NFLスーパーボウルで売上UP!ジェニファー・ロペスとシャキーラに注…
こんにちは!
アメリカ在住の川俣です。
もうすぐ2月ですね。
アメリカで2月と言えば
バレンタインデーの他に
国民的行事と言っても過言ではない
もう一つ大きなイベントがあります。
それは、
【スーパーボウル(Super Bowl)】
です。
毎年、
2月上旬の日曜日に
アメリカンフットボールリーグ
NFLの優勝決定戦である
スーパーボウルが開催され、
全米が熱狂する
「アメリカ最大のスポーツ祭典」
です。
当日は、
「スーパーボウルサンデー」や
「スーパーサンデー」と呼ばれ、
スーパーボウル観戦に皆
テレビに釘付けになることから、
試合中は街から通行人が消えるほど。
また、感謝祭に次いで
食糧が多く消費される日でもあります。
スーパーボウル2020年、ハーフタイムは「ラテン2大歌姫」の豪華競演!
今年の第54回スーパーボウルは、
49ers (サンフランシスコ) vs チーフス (カンザスシティ)
により、
2020年2月2日にフロリダ州で開催されますが、
視聴者のもう一つのお目当ては、
その豪華なハーフタイムショーです。
今年は、
シンガーのジェニファー・ロペスと
シャキーラという「2大ラテン系歌姫」が決定しています。
スーパーボウルの宣伝効果
近年のスーパーボウルは毎回、
1億1,000万人から1億1,500万人の人々が視聴しており、
視聴率は約50%。
スーパーボウルCM料は
「30秒で500万ドル(約6億円)」
と言われてます。
たったの30秒に6億円と聞くと
法外な金額に聞こえますが、
30秒に500万ドルが注がれるスーパーボウルのCMは、
一視聴者あたりのコストが4セントから5セント(約4.5~5.6円)。
全米ネットワークの人気テレビ番組のCMは通常、
30秒枠が20万ドルから50万ドルで販売されており、
視聴者数は200万人から700万人で、
一視聴者あたりのコストは8セントから10セントという計算で、
「スーパーボウルのCMに広告を流す方がお得」
となります。
さらに重要なのは、
スーパーボウルのTV広告は
放送の終了後も大きな波及効果を生むことです。
日本から売れるものは?
宣伝している企業のここ数年の傾向は、
以下の通りとなります。
・自動車メーカー(Benz、Hyundai、Jeep、Toyotaなど)
・情報通信(Tモバイル、Verizonなど)
・飲料メーカー(ペプシ、コカコーラ、Budlight、Budweiserなど)
・ジャンクフード系(Dritos、プリングルス、M&M’s、Skitlesなど)
・季節要因系(オリンピック、確定申告ツールのTurbo Tax、映画予告など)
・新興系(Nest、Fitbit、Amazon、Grouponなど)
これらに関連する商品、
また先に紹介した
ハーフタイムに登場するアーティストの
商品は、
「スーパーボウル後も大幅に売上が伸びる」
傾向にあります。
これは日本からアメリカに商品を販売する上でも
影響があります。
例えば、
マニア層のバイヤーは、
アメリカ人アーティストの
日本版CDなどをeBayで購入したりします。
こういった層に対して
この時期に併せて、
販売プロモーションを掛けるのも効果的です。
スーパーボウル =アメリカの行事。
日本からの輸出ビジネスには関係ないという
印象があるかもしれませんが、
「この時期だからこそ売れる商品もあります」ので
是非お宝を探してみてはいかがでしょうか。