【越境EC】アメリカではバーチャル・クラスが大人気!いま求められているものは?!
こんにちは!アメリカ在住のケン・カワマタです。
アメリカは、外出規制が掛かってから、約1ヵ月が経過しました。
ようやくパニック買いも落ち着いた感があり、未だにウェットティッシュなどの除菌グッズは品切れ状態が続くものの、水やトイレットペーパーなどは店頭に並ぶようになってきました。
一方で、ここ最近になって、アメリカで入手困難なものが出て来ています。
それは…
スーパーから小麦粉が消えた…
アメリカでもNBA(米プロバスケットボール)やMLB(メジャーリーグベースボール)をはじめスポーツなど、ほぼ全てのイベントが中止。
外出禁止令により行動が制限され、娯楽が減り、暇を持て余した人々が「一斉にパンを焼き始める」という現象が起こっています。
それに伴い、何処のスーパーにおいても「小麦粉が売れ切れ状態」となっています。
またパン作りに欠かせないイーストもスーパーから姿を消し、お菓子作りに使用されるホイップクリームなども品薄となっています。
急増するバーチャル・クラス
思わぬベーキング・ブームにあやかってか、いくつかのパン屋がインスタグラムのライブ機能を使って、バーチャル・ベーキングクラスを実施し人気を博しています。
また、アメリカでは広い家の掃除を行うのに週に一度、清掃業者を呼ぶ方が多いですが、今はロックダウン中で
掃除をしてくれる人が家に来れない為、家の部屋や庭の手入れなど、時間を見つけては自ら掃除を行われています。
それに対し、大手ホームセンターのホーム・デポ(Home Depot)では部屋掃除を行うのにどういった製品を使って行うのが効率が良いかなど動画で実演・紹介し、新たな需要を獲得しています。
こうしたライブ機能を使ったイベントは、今アメリカで話題の一つです。
生活様式が180度変わったことによるニーズの開拓
ある日突然世界中の人々の生活が一変し、アメリカでも失業者の増加、経済的に大打撃を受けているのは間違いないですが、一方で、沢山の人たちが知恵を絞り、新しい価値を創造しようと動いています。
我々は、そういった新しいニーズを早期にキャッチし、先回りすることでビジネスの拡大を図っていきましょう!