【越境EC】何故いま越境ECに取り組むべきなのか?

2020.12.11
【越境EC】何故いま越境ECに取り組むべきなのか?

こんにちは!
アメリカ在住のケン・カワマタです。

今年もいよいよ大詰めですね。

これまでにも今年のホリデーシーズンはアメリカのEコマースにおいて過去最大の販売額を記録していることをお伝えしておりますが、今回は「何故いま越境ECに取り組むべきか?」についてお話したいと思います。

 

実店舗からオンラインへ

 

最近アメリカのビジネス書籍を読んでいた時に【Shoppers shift from brick-and-mortar to online】という記事を目にしました。

「brick-and-mortar(ブリック・アンド・モルタル)」という言葉はご存知でしょうか?

「mortar」は、英語の発音ではモーターとなりますが、レンガとレンガを繋ぐセメントを意味します。

アメリカのニュースなどでも「brick-and-mortar store」や「brick-and-mortar business」という言葉をよく聞きますが、これは、レンガ造りのお店ということではなく、【実店舗】のことを表しています。

最近はネットで買う人が急増した為ブラックフライデーにお店の前に列をなす人が以前ほどでは無くなったことを伝えるニュースからです。

このタイトルだけでもオンラインでの販売額が増えている様子を窺えます。

 

いくつかの商品が爆発的に売上を伸ばしています!

 

年末に近づくに伴い今年のトレンドがだいぶ見えるようになってきました。

米ビジネス誌の統計によると昨年と比較して著しく販売を伸ばしているカテゴリーは、

・Services(オンラインサービス):216%
・Hardware(ハードウェア):207%
・Sporting Goods(スポーツグッズ):169%
・Art & Entertainment(アート・エンターテインメント):136%
・Vehicles & Parts(自動車・パーツ):122%
・Home & Garden(ホーム・ガーデン):115%
・Toys & Games(おもちゃ・ゲーム):112%
・Heath & Beauty(医薬品・化粧品):92%

逆に

・Luggage & Bags(スーツケース・カバン):-5%

などはマイナス成長になっています。

やはり、ZoomやNetflixなどの躍進によりオンラインサービスは活況を帯びていること。家で過ごす時間が長くなったことにより工具や家でのフィットネスグッズ、ゲーム関連などの商品は例年以上によく売れています。

一方で、人の移動が制限されることとなりスーツケースやカバンといった商品は苦戦を強いられています。

 

ディスカウント・プロモーションを積極的に活用していきましょう!

 

商品の販売を促進するには

・出品数を増やす、
・コンバージョン率を上げる、
・関連商品を出していく、
・価格調整する、

など色々とあるかと思います。

その中でも商品がよく売れるホリデーシーズンにおいて短期的に集中して販売を行うのには、「ディスカウントとプロモーション」は特に効果的です。

調査会社のデータによるとオンラインでの商品購入者のうち購入理由として、42%が価格で意思決定をされており、更に、24%の人がディスカウント無しの通常価格では購入していないという結果が出ています。

 

今からでも遅くないです

 

コロナ禍によってより売れるようになった商品、売れなくなった商品がありますが、全体的にEコマースは今後もその売上規模を拡大していく方向です。

今からでも遅くはありません。

場所を選ばす行えるビジネスとして越境ECに取り組んでいきましょう!

 

このURLをコピーする