【越境EC】AmazonカナダでFBA販売をする価値はある?小規模な市場でビジネ…

2020.9.18
【越境EC】AmazonカナダでFBA販売をする価値はある?小規模な市場でビジネスを成功させる秘訣は?

こんにちは!
カナダ在住の池長です。

9月に入り、やっと学校が再開しました!

色々と規制はありますが、子供たちは半年ぶりにクラスメートと一緒に時間を過ごせてとても嬉しそうです。

さて先日、【AmazonカナダでFBA販売する価値はあるか?】という記事を見つけました。

アメリカのAmazonで販売している方が販路拡大を考える際に一番先に思いつく国はカナダかもしれません。

ですが、アメリカと比べて市場が小さいカナダでFBA販売をする価値があるのか?と疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

今回読んだ記事はアメリカ人セラーに向けての内容でしたが日本のセラーにも有益な情報がいくつかあったので、その内容を交えてお話したいと思います。

 

人口が少ないカナダでFBA販売する価値はある?

 

アメリカの人口の約1/10というカナダで実際に輸出ビジネスを成功させることは可能なのでしょうか?

確かに、巨大なアメリカのAmazon市場と比べると、カナダの規模は小さいです。

ですが、巨大な市場は競争も激しいです。

カナダでの販売は、全てが小規模になりますが、それだけ競争者も減るという事です。

競争者が少ないという事は、顧客も少ないのではないか?というとそうでもありません。

Amazonのプライムメンバーは毎年増加しており、FBA倉庫の建設ラッシュに加え、

今までトロントとバンクーバーだけだった即日発送サービスのエリアが、その他の都市にも拡大されています。

この事から、FBA販売のニーズがこれから益々増えていく事が分かります。

 

利益を大きく取れる可能性がある

 

マーケットが小さいため、取扱商品もアメリカと比べて少ないです。

という事は、同じ商品でも値段の設定を少し高くすることが可能です。

同じ商品がアメリカのAmazonで安くなっていたとしても、発送料金や関税を考えるとほぼ同じか、高くなってしまう事がほとんどです。

ですから、商品が少しくらい高くても早く届いてリスクの少ない自国内で購入する人が多いんですね。

 

カナダで売れる商品を出品する

 

カナダでのFBA販売を成功させるには当然のことながら、【カナダで売れる商品】を販売する必要があります。

アメリカとは気候が全く異なるカナダでは、売れる商品や売れる時期が違います。

広大な自然を持ち、冬の寒さが厳しいカナダでは

夏 → アウトドア商品(特にキャンプ用品)
冬 → ウィンターグッズ全般

この2項目は鉄板です。

そして、カナダとアメリカでは祝日が少し異なります。

例えば、カナダの収穫感謝祭は10月の第2月曜日です。

ですから、ベーキングに必要な商品や食器、ゲスト用のタオル等は9月に良く売れる、という風に売れる時期が違うんです。

この状況を知ったうえで、どのような商品が売れているのかを見極めて早めに出品していきましょう。

 

検索にヒットする可能性を高める

 

細かいことになるのですが、アメリカとカナダではスペルが少し異なります。

今回読んだ記事に書いてあったのですが、例えば、colour(アメリカではcolor)のようにカナダで検索した際に、スペルが異なっていると商品がヒットしない可能性が少なからずあります。

あまり重大なポイントではないかもしれませんがカナダの顧客にアピールしたい場合はタイトルも見直してみてください。

 

最後に

 

いかがでしたか?毎年多くの移民を受け入れ人口が増えているカナダで今後、FBA販売のニーズが更に伸びることは間違いありません。

私もそうですが、同じ商品があればほとんどのバイヤーは早く届くプライム商品を注文します。

ライバルが少ないうちにレビューを増やし、先行者優位に立てるようにしたいですね。

 

このURLをコピーする