【越境EC】アメリカのスプリングブレイクに需要が高くなるものは?
こんにちは!
アメリカ在住のカワマタです。
今年も既に2月半ばですね。
日照時間が日に日に長くなっていますが、アメリカは「3月14日からサマータイム」に切り替わります。
更に1時間長くなることから、いよいよ春が近づいて来ているのを実感します。
また学校は、3月8日の週が「スプリング ブレイク」となりいわゆる春休みが1週間あります。
この時期にアメリカで需要が高くなるものついてお話したいと思います。
スプリングブレイクでは引っ越しする人が急増?!
米国不動産協会のデータを見ると一年を通じて、3月に中古住宅が最も売れています。
アメリカの多くの学校は新学期・新年度が8月末~9月に始まるのですが人気の学校は抽選で入校することになります。
その抽選は3月~4月にかけて行われるのですが条件として、抽選が実施されるまでにその学区に住んでいる必要があります。
その為、この時期引っ越しを行う人が必然的に多くなります。
アメリカでは中古物件の価値が高い
日本では、「家は一生に一度の買い物」という意識を持たれている方が多いかと思います。
一方で、アメリカでは、「家は売買しながら、より大きな家に移り住む」というのが一般的だったりします。
それを可能としているのが中古住宅の価値の高さです。
日本では、東京の一等地や限られた場所以外では購入後に価値が下がるのに対して、アメリカの中古住宅は、景気によって資産価値の増減の波はあるものの、数年スパンで見れば右肩成長を続けています。
そのことから、アメリカの人は平均して生涯に10回以上引っ越しをすると言われています。
アメリカで春先に需要が高くなるものは?!
多くの人がこの時期に引っ越しを行うということは、あらゆる製品の買い替え需要が発生します。
ここ数年ニーズが高まっているのがIoT(Internet of Things)いわゆる「スマート家電」です。
先月オンラインで開催されたCES世界見本市でも、スマート家電は多く紹介されていました。
代表的なIoT・スマート家電としては、
・照明
・時計
・鍵
・空気洗浄機
・扇風機
・エアコン
・冷蔵庫
・コンセント
などが挙げられます。
これらは、人々が引っ越しを行われる時期に需要の高い製品です。
季節ごとの需要を見極め販売を伸ばしていきましょう
eBayなどを見ていても、スマート家電(Smart Home Appliances)はかなり売れています。
一方で、海外セラーは多いですが日本人セラーはまだまだ少ないです。
販売を伸ばしていく上でこういった季節ごとの需要もうまく活用していきましょう。