【越境EC】完全オンラインに切り替わったCES2021の目玉は?

2021.1.16
【越境EC】完全オンラインに切り替わったCES2021の目玉は?

 

こんにちは!
アメリカ在住のケン・カワマタです。

世界最大のIT家電ショー「CES 2021」が1月11~14日まで完全デジタルで開催されました!

50年以上の歴史のあるCES(Customer Electronics Show)は毎年1月にラスベガスで開催されるのですが今年はコロナ禍によって史上初のオンラインによるイベントとなりました。

今回このイベントに参加しましたので、その様子をお届けしたいと思います。

ここ数年で変わったCESの主役

私が初めてCESに参加したのは2001年ですが、当時と比べて現在は出展している企業やCESの中心となる製品が様変わりしました。

Consumer Electronicsと呼ばれるだけあって当時は家電の王様と呼ばれたテレビが中心でしたが現在はその中心が「自動車」に代わっています。

今回のCESでは、自動車メーカーやティア1メーカーと呼ばれるサプライヤー、また現在世の中で注目されている自動運転の技術を開発するベンチャー企業などが多く出展されていました。

将来を担うキーワードは?

今年のCESは2,000社近くの企業が出展していたのですが、その多くが掲げる共通のコンセプトがいくつか見受けられました。

「自動運転」「無人化」「AI」「ロボット」など。

これらを実現する製品が「自動車」「IoT(Internet of Things)と呼ばれるスマート家電」「ドローン」など、だったりします。

昔見た映画のワンシーンで出て来るような未来都市が現実として間近に迫っているのを感じさせる内容でした。

奮起する日本のベンチャー企業

今回のCESでもう一つ注目だったのが過去最多の51社の日本スタートアップ企業が出展されたこと。

世界中のスタートアップ企業の8割はアメリカと中国で占めます。

そんな中で、日本のスタートアップ企業が増えているのは注目に値すると思います。

新たなモビリティに対する概念だったり人工知能を駆使した技術などは新鮮なものがありました。

今後もアンテナを高くしていきましょう

今回のオンラインでのCESは初の試みで試験的な要素も沢山ありました。

来年以降、CESがどのように変化していくかは予測が出来ませんがひとつ確実に言えるのはテクノロジーの進歩により世の中の生活様式が大きく変わろうとしていること。

CESは近未来を予測する上で貴重な情報を得る場であり、世界中の人々がどういった開発を行っているのかを最先端で知れる場所でもあります。

これから登場するであろう製品、サービスに対して、いち早くその波に乗れるかどうかが重要となってきます。

今後の製品トレンドを知る上でCESなどの展示会の動向は注目していきましょう。

 

 

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